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2025.09.20

ミニアチュールzero 2023

【第9回F0公募展 ミニアチュールzero 2023】 審査員発表!


平澤 広 氏 (初)



萬鉄五郎記念美術館長

1959年、花巻市東和町土沢生まれ。

萬鉄五郎記念美術館の学芸員として36年間勤務。2022年から同職。学芸員時代は150以上の企画展を手がけ、代表的な展覧会に「萬鉄五郎多面体展」、「岩手近代洋画100年展」、「岩手マンガ百花繚乱展」、「絵で読む宮沢賢治展」、「棟方志功 萬鉄五郎に首ったけ展」、「没後90年 萬鉄五郎展」、「集団N39展」、「村上善男展」、「杉本英一展」、「橋本正展」、「浅沼弘展」、「内村幸助展」、「CAFÉモンタン展」、「追悼 大宮政郎展」他がある。著書に『CAFÉモンタン』(杜陵高速印刷出版部)、共書に『萬鉄五郎 鉄人アバンギャルド』(二玄社)、『大正・昭和期における東北の写真文化』(山形大学映像文化研究所)他がある。


また、地元住民と萬美術館が共働企画した現代美術の「街かど美術館」は、土沢商店街を会場に2005年から2014までの10年間に6回開催し、地域活性化の起爆剤として話題になる。2008年からは「アート&クラフト・フェアー」のマーケット企画も加わり、春・秋の年2回、美術館と地元商店街で開催。毎回50,000人以上を集客するアートイベントとなっている。
現在、(公財)糖業協会美術品委員会特別委員、岩手大学講師、など県内外の美術関係の各種委員を務める。
花巻市在住。

《伊山からのコメント》


なんと!今年から審査員として加わってくださったのはこの方。
岩手県で美術に携わっていてこの方を知らない人はいないでしょう。
突然のオファーにも関わらず爆速で快諾して下さり感謝しております。

先日、萬鉄五郎記念美術館で開催された【追悼 大宮政郎 展】では萬鉄五郎記念美術館の真髄をまざまざと見せつけられました。
大宮さんの作品が素晴らしいのはもちろんなのですが、その展示に込められた平澤館長の大宮さんへの愛とリスペクトの深さといったら!
東和町を愛し、萬鉄五郎を愛し、美術を愛する他に類を見ない凄まじい情熱がちょっと館長の眼鏡を曇らせていますが、もちろん審査の時はクリアになるに決まっています。


阿部 陽子 氏


版画家―岩手大学特設美術科卒業 専攻科修了(版画研究室)
ケルン美術大学(ドイツ)に留学

2000年 「舟越直木・阿部陽子」展(岩手の芸術家シリーズⅦ) 萬鉄五郎記念美術館
2016年 「阿部陽子展」 いわて啄木賢治青春館
他、個展・グループ展など多数
国画会会友優作賞・岩手芸術祭賞・岩手芸術選奨受賞

現在、岩手芸術祭版画部門審査員を務める。盛岡市在住

登山を愛好―(公社)日本山岳会岩手支部長、盛岡RCC会員
(公財)日本スポーツ協会公認山岳コーチⅠ
2016年~IBCラジオ放送「いわての山トレッキングガイド」
岩手の山の魅力を浅見アナとのトークで紹介する。
(毎週土曜の朝6:45~7:00)
著書「岩手の山150」



《伊山からのコメント》

山と言えば阿部陽子氏、阿部陽子氏と言えば山。
この写真は岩手山西側とのこと。
これはもう私の知っているお馴染みの岩手山ではないです…
この角度からだと噴火の過去帳が如実に分かるのだそうです。

山に登るだけではなくその土地の歴史にも深い造詣があり先日も随分と長い時間語らいました。とても勉強になります。
図書館の下の階に住みたい、と願ってしまうほどの研究家。山の神の化身が鋭い感性で今年も審査をしてくれます。


佐々木 繁美 氏


1949年 盛岡市生まれ
1975年~1997年 (財)盛岡橋本美術館 勤務
1998年~     (財)盛岡市文化振興事業団 勤務
2003年~2005年  盛岡市環境デザイン委員会委員
2005年~2007年  盛岡市都市景観形成推進委員会委員
2010年~2018年2月   岩手県立美術館協議会委員
2013年~2015年 (財)盛岡市文化振興事業団 盛岡市民文化ホール館長
〜2022年 (公財)盛岡市文化振興事業団 盛岡市民文化ホール(マリオス)相談員
2022年3月 退職
盛岡市在住



《伊山からのコメント》


ミニアチュールzero展ですっかりお馴染みのこの方、昨年完全に職から離れて以降、なかなかお会いすることがなくなってしまいました。
現代の通信機器はほとんど使うことがなくなったということで連絡手段は基本的に郵便です。
先日ほぼ一年ぶりにお会いして近況をお伺いしたところ、繁美氏もまた図書館に通い、ご自身のライフワークである南部鉄器について過去の新聞記事をノートに書き写し、超アナログなデータ収集をしながら日々を有意義に過ごしているそうです。
さあ今年もその審美眼で作品をじっくりと見て頂きましょう。


今年もやってきました。
一体あなたは誰ですかシリーズ。

種倉紀昭「パリのパントマイム」一部 2022 年

実は今回は昨年末の【金の板展】で一躍有名になった(?)パリのパントマイマーさん↑を助っ人外国人枠で審査員にお迎えしようと思ったんですが、それを聞きつけたお弟子さんが「ボクもやりたい!」と言ってついて来ました。


えーっとすみません…あなたは誰?


Qui es-tu?
キエトゥ?
Je suis Kieto.
ボクはきえと(ぅ)です。

駆け出しパントマイマー奇絵人さん🤹🏻‍♂️
(見た目結構な師匠感がありますが、見習いです。第二の人生を謳歌中の78歳)

ネクタイ👔
ネクタリン🍊
タネクタリン🫠
タネクラタリン🫣
何か足りん?
え?オチが足りん??

すみません。本当に。いろんな意味で。


種倉 紀昭 氏


1944年 東京都杉並区生まれ
1970年 東京教育大学大学院教育学研究科美術学修士課程修了
1977年 岩手大学助手に着任
1982年 個展「サエグサ画廊」銀座
1986年 東京芸術大学田口安男教授にテンペラを学ぶ(文部省長期内地研究員)
1991年 パリ大学第1(文部省長期在外研究員)
1993年 4人のそれぞれの平面と立体展「アートギャラリー環」京橋
2011年~2022年 オーロ遊び展 「アートスペース泉」いわき市

現在 岩手大学名誉教授、日本美術家連盟会員、主体美術協会会員、盛岡市在住。



審査が楽しみ過ぎて不敵な笑みを浮かべる奇絵人さん(78歳見習い)

だからもう一体誰なんだろう…


というわけで!
毎年お伝えしていますが審査は真面目にしています。当たり前です。
今年は以上の4名の審査員をお迎えして審査をして頂きます。

審査日は6月5日。
数日後にこちらのブログにて受賞者を発表致します。


作品応募締切は6月3日(土)です。
まだまだ間に合います。
みなさまの渾身のF0作品をお待ちしています!

公募要項はこちらから!

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